新生活を、可愛いペットと一緒にスタート!
一戸建てを手に入れたら「ねこを飼いたい!」「犬を飼いたい!」。
いいですね!
せっかくのマイホームです。家族が叶えたい夢をひとつひとつピックアップして、実現に近づけましょう。
賃貸住宅と違い、持ち家は自己責任である程度自由がききます。「ペットが壁にキズを付けた」としても、業者に依頼したり、自分たちで修復すればOK!大家さんに怒られる・・・なんて心配はもちろんありません。集合住宅では、動物が苦手な人もいるので「ペットの鳴き声」や「ニオイ」、「エレベータでの同乗」に気を遣うこともありますが、一戸建てならその気遣いもかなり緩和されるでしょう。
でもせっかくなら、
ちょっとした工夫で人もペットも楽しく暮らせる家にしたいですね。
今回は、「ペットと暮らす~ねこ編~」をお届けします。
人もねこも、楽しく快適に暮らすための一工夫
【ニオイ対策】 外のニオイは持ち込まない!トイレの設置場所にも注意
ねこの嗅覚は人間の数万倍から数十万倍とも言われます。「なんだかクンクン慎重にニオイを嗅いでいるぞ」という場面は、人間が気づかないかすかなニオイに気づいているのかもしれません。「外で美味しいもの食べたでしょ?」とでも言いたいのか、ときどきなんとも言ない表情をしてたりしますもんね。
また、テリトリー意識が強いので、外から持ち込まれたニオイにストレスを感じてしまうこともあるようです。コートなどのアウターは、玄関で脱いで掛けておけておく、帰宅後すぐに除菌グッズでニオイを消すなど、ねこにストレスを与えない工夫をしてみましょう。
人もねこも快適に暮らせる家づくりのためには、ねこ自身のニオイ対策も必要です。
現在の新築住宅は2003年の改正建築基準法により、「24時間換気システム」の設置が義務付けられています。
24時間外から新鮮な空気を取り込み、浴室・洗面室・トイレなどの換気扇から外に空気を排出します。その流れに合わせてニオイが外にスムーズに逃げるように猫用トイレの場所も考慮しましょう。場所を間違えると、ねこのトイレのニオイが家中に流れてしまい「真夜中に、刺激的なニオイで目が覚めた」なんて悲劇が起きちゃいます。安眠のためにも、しっかり考えましょう。
【ケガ防止】入れない、見せない、気づかせない
ネギ類、チョコレート、珈琲・紅茶、アルコールなどは、ねこにとっては危険な食べ物。キッチンは、できるだけねこが入れないようにするほうが安心です。但し最近のキッチンはオープンタイプが主流で、侵入経路も豊富。ねこは忍者のように身軽な生き物です。気がついたら背後から迫ってきたり、正面から大胆に突破してきたりというケースも想定されます。侵入防止柵を設けたり、ねこがいやがるベトベトするもの(両面テープなど)を貼って、入れないようにしましょう。
浴室は浴槽でねこが溺れたり、洗剤をなめてしまったり、思わぬ事故が起こる可能性があります。「ねこと一緒にバスタイム♪」という淡い夢はあきらめて、洗面室は扉を閉めて、不意に入れないように。また洗剤や漂白剤などは、ねこが触れないように扉付きの収納に入れましょう。
また、コンセントや電化製品のコード類は、遊んでいるうちに感電する危険があります。見えないようにカバーをしたり家具の後ろに配置して、もはや「存在」そのものに気づかれないようにしましょう。
【爪とぎ】誘導作戦&お気に入りの場所確保で、爪とぎ被害を防ぐ
ねこの爪とぎを防止することは不可能です。決して嫌がらせでやっているわけではなく、古くなった爪を剥がしたり、マーキングしたり、ねこにとって重要な意味があるのです。ねこが気に入る爪とぎを随所に置いて、壁や床をキズつけることがないよう誘導しましょう。ねこを興奮させるネペタラクトンという物質が含まれるキャットニップ、キャットミントなどのハーブを育てれば、その栽培場所をねこお気に入りの場所にすることができます。
【いたずら防止】常に整理整頓を心がけよう
ゴミ箱は、使わないときは収納できるスペースがあるといたずら防止ができます。ものが出しっ放しにならないように、常に整理整頓を心がけましょう。ちょっと怠ると「ねこ様」から荒らされちゃいますから、常に整理整頓をキープできるという嬉しい習慣が身につきそうですね。
【IoTの活用】留守中のねこの様子を見守る
留守中のねこの様子を確認できるようスマホで簡単に操作できるIoTの利用もお勧めです。webカメラで様子を確認したり、暑い日はエアコンを作動させたり、外出先からすぐに操作できます。とはいえ、カメラでねこのいたずらを発見しても、抑止効果はありません。「ダメ!」とカメラ越しに叫んでも、無表情でカメラを見るだけでしょう。(そもそもねこは表情筋が少ないから無表情だとか)。あくまで人のためというより、ねこ様のための機能だと割り切りましょう。
気がついたら「ねこ様」なんで呼び名になってますが、
ねこは犬と違って完全にしつけるのは難しい生き物です。その分ルールづくりを徹底して、快適な住まいにしましょう。
生涯を共にするために
ねことの暮らしをスタートしたら、一生ともに生きるのがルールです。しかし捨てねこ問題はどの地域でもなかなか解決しないのが現状。
また、家で大切に飼っていても意図せず家の外に出てしまい、迷いねこになってしまうことも。
生涯をともに楽しく過ごすためにも、迷子札やマイクロチップなどを導入しましょう。マイクロチップは 15 桁の数字データが入ったチップを獣医師が注射器で埋め込みます。動物病院や自治体などで読み取ることができるので、迷子や災害などで離れ離れになった場合も、すぐに飼い主へ連絡をとることができます。
万一への備えもしっかり抑えておきましょう。
まとめ
人にとって何でもないことが、ねこには危険なこともあります。ルールをしっかり設けて、人もねこも快適に暮らせる住まいづくりを行いましょう。ハウスマーケットでは、ご家族の理想の暮らしをしっかり伺って、家探しをサポート。「ねこ好きですか?」から始まる会話も楽しそうです。ゼロから家づくりができる注文住宅では、ねこの飼育を意識した家づくりができますし、すでに完成している建売住宅でも、手軽なオプション工事でカスタマイズできる場合もあります。お気軽にお問い合わせくださいね。