福岡市周辺で子育てしやすいエリアを探すときのポイント
小さな子どものいる家庭にとっては、住むエリアを選ぶ際に子どもがのびのびと成長できる環境が整っているかが重要です。近い将来はもちろんですが、将来の進学も想定した上で暮らしやすい場所を選びましょう。確認しておきたいのは、次の2つのポイントです。
子どもがのびのびと遊べる環境があるか
子どもが小さなうちは特に、どんどん体を動かせるような遊べる環境がすこやかな成長に欠かせません。日常的に利用できる公園はもちろん、休日に子どもと遊べるスポットが近くにあるかどうかは必ずチェックしておきたいポイントです。
さらに、子どもの心や感性を育んでくれる、自然豊かな環境が身近にあるとより良いでしょう。
子どもが大きくなっても利便性がある場所かどうか
マイホームを考えるとき、多くの人がまず通勤の利便性や生活環境を考えるでしょう。しかし、それだけでなく子どもが大きくなったときにも利便性が良い場所かどうかも、あわせて考えておかなければなりません。
特に、通学範囲が広がる高校や大学に通いやすい環境であるかが重要です。将来を見据え、公共交通機関を利用しての通学可能な範囲を確認しておきましょう。
また、子どもが家を離れた場合に、帰省しやすい環境かどうかも重要です。将来、地元を離れて東京や大阪などの県外へ進学や就職することも少なくありません。空の玄関である福岡空港や、JR博多駅へのアクセスが良好であるかも見ておきましょう。
福岡市周辺で子育てしやすいエリアをご紹介！
では、福岡市周辺で子育て世帯におすすめのエリアの特徴とポイントについてご紹介します。
春日市
春日市は福岡市博多区と南区に隣接し、福岡市中心部から10キロ圏内のベッドタウンです。JR鹿児島本線と西鉄天神大牟田線の2路線が利用できますが、西鉄天神大牟田線「春日原駅」は、「西鉄福岡（天神）駅」まで急行で10分台と利便性の高さが光ります。
春日市は若い世帯が多いことから、子育て環境が整っています。春日市は県内の人口密度は高いものの市内には「春日公園」や「白水大池公園」などの大きな公園をはじめ、都市公園や緑地などが数多く整備されている自然豊かな環境です。さまざまなレジャーが楽しめ、のびのびとした暮らしが実現できるでしょう。
また、公立小学校や中学校の評判が高いことからも、子育て世帯の人気を集めています。アクセス環境が整っていますので、先々福岡都市圏の高校や大学へ通うにも便利です。
大野城市
大野城市は、細長い市域により福岡市や春日市など多くの都市と隣接している、こちらもベッドタウンとして人気のあるエリアです。福岡市へはJR鹿児島本線、西鉄天神大牟田線を利用して20分以内と都市圏へのアクセスが整っています。
大野城市には、元気いっぱいの子どものいる世帯に魅力的な、「大野城いこいの森」や「大野城総合公園」など、スポーツやレジャーを思いっきり楽しめる施設が揃います。
また、ベッドタウンということもあり子育て世帯が多く、教育環境が充実しています。中でも地域と学校、行政が一体になって子どもの教育に力を取り組んでいることが印象的なエリアです。評判の良い学習塾や予備校も多く、教育熱心な土地柄であることがうかがえます。
太宰府市
太宰府天満宮のある菅原道真ゆかりの地として知られる太宰府市は、歴史を感じさせる街並みが多く、落ち着いた雰囲気の街です。市内にはJR鹿児島本線、西鉄天神大牟田線・太宰府線が通り、福岡市へのアクセスは20～25分ほどで可能です。その利便性から高校や大学のキャンパスが点在しています。
太宰府市も福岡市のベッドタウンとして発展しており、子育て環境は充実しています。各公民館を活用して子育て支援センターの保育士が出向いて子どもや保護者と交流する「出前保育」や、親子で遊べる「親子であそぼう会」「戸外であそぼう会」が定期的に実施されています。
また、多数の遊具を備えた「太宰府梅林アスレチックスポーツ公園」や屋内・屋外プールにトレーニングルームを備えた「太宰府史跡水辺公園」など、元気いっぱいの子どもを遊ばせるのにぴったりな施設も豊富です。
太宰府市は、公共および民間施設での授乳やおむつ替えスペースを表示する「赤ちゃんの駅」事業に参加しています。乳幼児を連れてのお出かけも安心して行うことができます。
筑紫野市
筑紫野市は「美しが丘」「光が丘」などのニュータウンの開発により住宅地として整備が進んだことから、人口が増加している街です。福岡市には直接隣接していないものの、JR鹿児島本線および西鉄天神大牟田線で最短20分程度でアクセスできます。
筑紫野市は、親子で遊べる子育て施設が充実しています。親子が自由に遊ぶことができるつどいの広場「つくしのこ」をはじめ、親子で参加して遊び方などを学べる親子教室、親子が気軽に集まって交流ができる子育てサロンなどが数多く開催されています。
また、育児の援助を受けたい人と育児を手伝いたい人のマッチングを支援する「ファミリー・サポート・センターちくしの」が運営されており、一時的な子どもの預かりが手軽に利用できるのも魅力でしょう。「赤ちゃんの駅」事業も行っています。
春日市や大野城市、太宰府市、筑紫野市で物件をお探しの方はハウスマーケットにご相談ください。ハウスマーケットでは、エージェント制を取っており、豊富な知識を持つハウスエージェントがパートナーとなって住宅購入に関するご相談から、お客さまに最適な物件探しをサポートいたします。お子さまとのびのび暮らせるマイホームをご検討中の方はぜひご相談ください。
古賀市
古賀市は、糟屋郡新宮町と福津市の間に位置します。市内にはJR鹿児島本線「古賀」駅、「千鳥」駅、「ししぶ」駅の3つの駅と国道3号線、国道495号線の2つの国道を中心に西鉄路線バスが走っており、都心部まで30分程度と福岡市へのアクセスは良好です。
古賀市は住宅地として発展してきたため、落ち着いた環境の街です。「こがそだつ」という名称でさまざまな子育て支援事業が行われており、子育てがしやすい街といえるでしょう。また、小中学校では、全学年で原則少人数学級編制が導入されているのも古賀市の特色です。
糸島市
糸島市は福岡市西区に隣接し、海と山に囲まれた自然豊かな環境のエリアです。近年、景観の美しさや食べ物の美味しさから、レジャー先だけでなく住まう場所としても注目を集めるようになりました。
交通は、JR筑肥線が市内を横断する形で走っています。筑肥線は福岡市営地下鉄空港線と直通運転が行われていますので、天神や博多、福岡空港で乗り換えなしで移動できるという利便性が備わっているのも魅力でしょう。
糸島市は若い世代の移住・定住を進めており、市内3ヶ所にある子育て支援センターを拠点に、子育て支援にも積極的に取り組んでいます。
糸島市は福岡市西区にある九州大学伊都キャンパスとほど近く、大学生と子どもたちとの間でさまざまな教育的交流が行われている点は注目です。
まとめ
家族で住むことを考えるとき、子育てしやすいエリアであるかどうかは重要な要素です。福岡市周辺はベッドタウンということもあり、子育て支援制度や子どもと遊べるスポットが充実しています。福岡市周辺でマイホームを検討しているなら、ぜひハウスマーケットへご相談ください。