庭のある家に住むメリット
庭のある家は、比較的土地にゆとりがないとできないことから、多くの人が憧れる家のひとつです。
漠然と庭のある家は贅沢で良いと思っている人のために、明確なメリットをご紹介します。
日当たりや風通しを確保できる
家がところ狭しと並ぶ住宅街では、家と家の距離が近すぎて日当たりが悪くなったり、風通しが悪くなったりしやすいです。
しかし、庭がある家なら庭のスペース分、隣の家の間に空間ができます。実はこの空間が、快適な住環境を構築するのに、大切な役割を担っているのです。
隣の家との間に十分なスペースができるということは、日当たりも良くなりますし、風も通ります。日当たりが悪く風が通らない家は、家の中が暗く過ごしにくくなるだけでなく、湿気が溜まって家自体の劣化も早いです。
家の建坪ばかりを気にする人も多いですが、土地に余裕があるならば庭を検討すると良いでしょう。
ガーデニングや家庭菜園ができる
元々ガーデニングや家庭菜園を趣味にしている人なら、家でゆっくり育てられる環境は、大きな魅力に感じるでしょう。
ガーデニングや家庭菜園をしたことがない人も、自分で育てるという喜びを感じられるので、ぜひ挑戦して欲しいです。
ガーデニングなら、季節ごとに違った顔を見せてくれる植物を育てられますし、家庭菜園なら自分で育てた野菜を、家族みんなで安心して味わうことができます。
ガーデニングや家庭菜園がしやすい庭があることで、多くの喜びや感動をもたらしてくれることでしょう。
庭で植物や野菜を育てると、家に来たお客さんを楽しませることもできますよ。「何を育てているの？」と、会話のきっかけになって話が弾むかもしれません。
インテリアに凝るだけでなく、庭の空間も楽しくもおしゃれに凝れば、来客も楽しみになります。
庭のある家に住むデメリット
多くの人が憧れる庭ですが、庭があることでデメリットとなることもあるのです。具体的にどのような点がデメリットになってしまうのかを、ふたつに分けてご紹介します。
庭を手入れする必要がある
実際に庭のある家を購入した人が、もっともデメリットに感じているのは、庭のお手入れです。庭も部屋と同じように、掃除しなければ美しく保つことができません。
たとえば、庭を芝生にすると定期的に芝刈りをしなければなりませんし、害虫が寄らないように薬剤の散布も行なわなければなりません。芝生も植物ですので、当然水やりも必要です。芝生を敷かず普通の土でも、雑草の駆除は必要になるでしょう。
できるだけ手入れの手間をなくすために、人工芝にしたり、砂利を敷いたりして工夫している人も多いです。
庭にウッドデッキやテーブルを置いている場合は、汚れを定期的に落とさなければいけませんね。
このように、どんな庭だとしても定期的な手入れは必須です。外から見える空間なので、汚いまま放置するわけにもいかず、手間がかかることも多いといえます。
防犯性やプライバシーが落ちてしまう
庭のある家を購入する際に、意外と盲点になっているのが防犯性やプライバシーの問題です。家の周辺に柵や塀がないと、外から家の中まで丸見えになってしまいます。
家の中が見えるとプライバシーが守られず住みにくい家になってしまいますが、柵や塀を作ったり植物を植えたりすると、ある程度見えにくくなります。
しかし、柵や塀は人の目線の高さくらいにとどめておかないと、外から人目につきにくくなって、空き巣に入られやすくなる問題も考えられるのです。
そのため、防犯カメラを設置したり、窓を防犯性能の高いものにしたりするなどして対策をしておくことがおすすめです。場合によっては、セキュリティー会社と契約しておくと安心して暮らせるでしょう。
庭のある家を最大限に有効活用するには？
庭のある家を購入しても、有効活用しなければただの空間になってしまいます。最大限に庭のスペースを活用するためのアイデアを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
子どもが遊べる場を作る
子どもがいるご家庭の場合、庭を子どもの遊び場にすることをおすすめします。庭のスペースに砂場やブランコを設置すれば、公園に行かなくても、いつでも楽しめる遊び場になるでしょう。
庭を遊び場にすることで、家の中からでも子どもの様子を見守れますし、柵で外に出られないようにすれば、道路に飛び出す危険性もありません。
少しの時間でも子どもと一緒に遊べる場を持てば、普段忙しくても、コミュニケーションが取りやすく、家族の絆も深まります。
夏の暑い日なら、ホームセンターでビニールプールを買ってくれば、簡単に自宅プールも楽しめますよ。
少し子どもが大きくなれば、一緒にガーデニングコーナーをつくって、成長過程を観察するというのも楽しいです。
庭のある家は、子どもの好奇心や情操教育を安全におこなえる最適な環境といえるでしょう。
庭を子ども中心に考えるなら、天然芝や人工芝を敷くのをおすすめします。暑い日も裸足で歩けますし、転んでもケガをしにくいです。寝転んだり、暴れまわったりしても安心できますよ。
ウッドデッキを設ける
リビングから庭に出られる家なら、ウッドデッキを設けると快適になります。リビングから続きでウッドデッキがあるので、開放感のある空間を演出することが可能です。
裸足でも外に出やすく、天気の良い日はウッドデッキでランチをしてリラックスするという使い方もできて、「もうひとつのリビング」のように利用できます。
日当たりの良いウッドデッキなら、洗濯物を干すスペースとしても最適です。重たい布団も2階のバルコニーまで行かなくても、楽に干すことができ、屋根付きなら雨が降りそうな日も安心して干せます。
ある程度広いウッドデッキなら、家族でバーベキューも楽しめます。庭があることで、家で楽しめる方法が広がるでしょう。
庭のある家を検討しているなら、相談から購入まで一貫して、サポートが充実しているハウスマーケットにお任せください。エージェント制を導入しているので、お客様一人ひとりに担当者がつき、庭についてもご相談にのります。
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まとめ
庭のある家が人気の理由は、多くのメリットがあるからです。確かにデメリットも存在しますが、対策をすればデメリットをなくせます。
少しの庭があるだけで、家族みんながのびのびと暮らせる快適空間ができるのです。家の購入を考えているなら、ぜひ庭のある家も検討してみてくださいね。