家探しの期間はどれくらいかけるもの？
家の検討を購入しはじめたら、どれくらいの期間で家探しをするものなのかという疑問が出てきます。
家の購入は、誰もが慎重になるものなので、時間をかけようと思えばいくらでもかけられるものです。
どれくらいの物件数を見てから決めるものなのか、また気になる物件は何回も見るものなのか、そんな家探しの初期に出てくる疑問について解説します。
短い人もいれば長い人もいる
家探しの期間は、人それぞれ異なります。短期間で購入する人もいれば、何年もかけて購入を決める人もいるのが事実です。
実際に、家の購入を検討してからすぐに、条件の良い家と出会って、1ヶ月で購入した人もいます。逆に、家の購入に慎重になりすぎて情報収集に半年以上かける人も多いです。
家の購入は、家の良さだけでなく、周辺環境にも大きく左右されるので、納得できるまで情報収集したい人もたくさんいます。
特に子どもがいる家庭では、家を購入する場所によって通う学校も変わるので、慎重になる人が多いです。
家族構成や家へのこだわりによって、家さがしの期間は大きく異なってくるでしょう。
物件はどれくらい見る？
家の購入を決めるまでに見る物件の数も、人それぞれ違います。一般的に、3〜5件程度物件を見て回ってから決める人が多いです。
3〜5件で決めるのは、意外と少ないのでは？と思う人も多いかもしれませんが、最近では、ネットからある程度の情報を見ることができます。
たとえば、家の外観や内装、家の周辺環境など、動画やパノラマ写真で掲載しているものも多いです。
これらネットで見た情報を元に、補足的に不動産会社からのアドバイスを聞いて、さらに実際に見て決めていきます。
これらネットで情報を見られるとはいえ、10件以上物件を実際に見て回ってから決める人もいます。
気になる物件は何回も見るもの？
気になった物件は、最低でも2〜3回見ておくことをおすすめします。なぜなら、1回見るだけでは、周辺環境が分からないからです。
家の内装や外観、設備は、何回見に行っても変わりはありませんが、周辺環境は時間帯によって変わります。
たとえば、交通量の変化です。昼間は交通量が少なかったとしても、朝や夜は多いかもしれません。人通りや近所の様子も、時間ごとに違うことがよくあります。
何回か足を運ぶことで周辺環境の様子を細かく知ることができ、家を購入する判断材料になるでしょう。
家を決めるまでの期間が長引くと大変？
家を決めるまでの期間が長ければ長いほど、良い家が見つかるかといえば、まったくそんなことはありません。
家は一生に一度の買い物といわれるほど、とても高価な買い物ですし、一度買うとすぐに手放すこともなく、長く、あるいは一生住み続けることを前提として購入する人が多いです。
絶対に後悔したくない一心で、慎重に慎重を重ねてなかなか購入までいかない人もたくさんいますが、実は期間が長引けば長引くほど、新たな悩みが出てきてしまいます。
家を購入するまでの期間が長い人にありがちなのが、「もっと良い家があるはず…！」という期待です。
予算内で家を探すとはいっても数多くの物件があるので、優柔不断になってしまい、購入まで踏み切れない人を多く見かけます。
慎重になるのは当たり前のことですが、ある程度のスピード感は大事にしないと、どれが自分たちにとって良い物件なのか分からなくなってしまったり、なんとなく目星をつけていた物件がほかの人に取られてしまったりするのです。
また、ひとりで家のことを考えすぎて、家の購入がストレスになってしまう人もいます。
せっかく人生で一度あるかないかの決断をしようとしているのですから、ストレスを溜めてしまうのは良くありません。
楽しみながら、そして未来の家庭を想像しながら家選びをしましょう。
家探しをスムーズに行うためのポイント
購入する家を探すときには、さまざまな悩みや不安がつきまといます。これから紹介する3つのポイントを押さえておけば、スムーズに家を探せます。
できるだけ悩みを減らすために、後悔しない家の購入をするためにも、3つのポイントをしっかり押さえておきましょう。
入居する月を決める
家を購入する前に、入居したい月を先に決めておきましょう。家を探す際に、不動産会社に入居する月をあらかじめ伝えておけば、希望の月に合わせてスケジュールを組んでくれます。
入居する月を決めておけば、引っ越しの時期も決めやすくなり、それに合わせて準備もできるでしょう。
子どもがいる家庭であれば、入学や入園に合わせて決める人が多く、出産を控えている人であれば、出産するタイミングで入居する月を決める人が多いです。
家族構成やライフスタイルによって入居する月は異なりますので、家族で話し合って最適な引っ越し時期を決めておきましょう。
ただし、いくら入居する月を決めていたとしても、購入したい物件によっては、入居可能な月が異なります。不動産会社と相談しながら進めるようにしてください。
さらに、引っ越しを業者に頼む場合は、年末から4月にかけての繁忙期は避けるほうが良いでしよう。この時期は、引越し費用がとても高く設定されているため、余計なコストがかかります。
繁忙期を避けて前倒しに引っ越し時期を決めるか、繁忙期が終わったあとに引っ越しをするかを決めるのがおすすめです。
比較検討を一気にする
物件の比較検討は、あまり時間をかけず一気におこなうのがおすすめです。まずは、住みたいエリアを絞りましょう。
購入エリアが決まったら、ネットの情報や不動産会社からの情報を頼りに3〜5件、気になる物件をピックアップします。
ここでピックアップした物件は、すべて実際に現地まで足を運んで、見学してください。5件程度であれば、1日ですべて回ることもできる可能性があります。
多くの人は普段仕事や家事が忙しく、週末しか休みが取れない人も多いので、集中して回るほうが、効率が良いのです。
先ほども紹介したように、周辺環境は時間帯によっても変化するので、現地まで足を運んで見学するのを2〜3回繰り返しましょう。
これは、初回に見学したときに特に良かった物件にさらに絞って行うと、効率よく決められます。
周辺環境の状況がある程度わかってくると、もう物件はかなり絞れている状態であるといえるので、自分たちにとってベストな物件を選んでください。
信頼できる不動産会社と探す
家探しは、不動産会社と一緒に行いますので、信頼できる不動産会社選びはとても重要なポイントです。
物件の話はもちろんですが、家を購入したあとの暮らし方もしっかりヒアリングしてくれる不動産会社を選びましょう。
家の購入には、さまざまな不安や悩みがつきまといます。その不安や悩みに親身になって寄り添ってくれる不動産会社こそ、良い家を購入する一番のポイントなのです。
もし福岡市周辺で家を探すなら、ハウスマーケットにお任せください。
ハウスマーケットでは、ハウスエージェント制を採用しているので、お客様一人ひとりに最適なご提案をさせていただけます。
物件探しだけでなく、ローンの選び方や物件比較のアドバイス、家を購入した後のことまで、しっかりと寄り添ってお手伝いします。
家を売って終わりではなく、お客様の立場に立ったご提案をさせていただきますので、家の購入に関する些細な不安も、何なりとご相談ください。
まとめ
家を決める期間は人それぞれ違いますが、時間をかけるほうが良いということではなく、良い物件にいち早く出会うことが重要です。
物件数が多く、親身になって寄り添ってくれる不動産会社を選んで、後悔しない家選びをしましょう。