インテリア次第で家は変わる!! 家を買って自分らしさをプラス

自分らしい空間づくりに役に立つ「インテリア」。家を探すときは、「どんなインテリアにするか」も一緒に考えることで、もっともっと素敵な住まいになります。インテリアの選び方、インテリアの歴史、プロと一緒に考えるインテリアなど、いろんな角度から見てみましょう。


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家購入時は、家具・家電、インテリアも一緒に検討

インテリア
カーテン、ソファ、クッションなどインテリア次第で室内の雰囲気を自分好みにできます。

シンプルからゴージャス、和モダン、北欧スタイル、インダストリアルなど、住まいはインテリア次第でとても大きく変わります。

家を購入するときは、モデルハウスを見学したり、図面を見たり、建築現場を見たり、さまざまなアプローチで家族にぴったりの住まいを探します。

時には、まだ出来たての家具やインテリアが何もない状態の住まいを見ることも。がらんとした室内は、広さや設備、日差しの入り方などは確認できますが、一番気になる「ここでの生活のイメージ」となると、ちょっと難しく感じるものです。

しかし、家を購入して引き渡しされる際は、何も付いていないがら~んとした状態が普通です。そこで家選びの際は家具・家電、インテリアも一緒に検討しましょう!

 

まず重要なのが空調設備です。

エアコンは、専門業者による取り付け工事が必要になるので入居前がオススメ。夏の引っ越しの際もエアコンがあれば、大汗をかかずにすみます。

また冷蔵庫や洗濯機、TVなどの大型家電も、新しく購入するのであればぜひ早めに手配しましょう。

そしてインテリア!どうしても後回しになりつつありますが

カーテン、照明、ソファ、ダイニングセットは住まいの印象を決める大きな要素。

「とりあえず、今使っているものをそのまま持って行く」

という選択もありますが

搬入や設置の手間、そして「新生活」というワクワク感を楽しむには、やっぱり入居までにその家に合うものを準備しておきたいものです。

・外国の映画で見るような間接照明のきいた落ち着いた空間

・お風呂上がりにビールを飲みながらゆったり寛げるソファ

・絵本の中に迷い込んだようなファンタジーの世界観

思い描く理想はそれぞれ。

家族でたくさん話して、素敵な空間づくりをしましょう。

 

SNSで写真検索をして好きな雰囲気を探すのもオススメです。

家具や家電を単体で見るより、コーディネートされた住まいはとても参考になります。

 

面倒だからと「ママが全部選んで!」なんて言ってしまうと

家中フリルとハートだらけのお姫様ワールドになるかも・・・

逆に「パパのセンスに任せる」となると

殺し屋が住んでいそうなハードボイルド路線にされる可能性も・・・

 

家づくりは一緒に協力して、みんなが楽しく暮らせる空間を目指しましょう!

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そもそもインテリアとは?

インテリア
照明や植物をアレンジして、印象的な空間に。

インテリアは日本語で「室内装飾」。家の中を飾ることを指します。ちなみに庭やテラスなど家の外を飾ることはエクステリアです。

 

もともと「インテリア」の考え方は、日本の住まいでは重要視されていませんでした。

これは日本の気候と家のあり方に大きく関係があります。

春夏秋冬と豊かな四季がある日本では、家は湿気がこもらないよう外の空気が入ることを前提に造られてきました。そこで「外の風景」も室内の一部のようにイメージし、家の中だけを飾るより、家の中と外の調和こそ、住まいを飾ると考えられてきたのです。

また、武家社会に見られた「侘び寂びの精神」も、素朴なものを好む傾向を生んだようです。

対してインテリアが盛んだった西洋諸国は、降雨が少なく乾燥し、冬の寒さが厳しい地域。

分厚い壁で住まいを囲み、室内に暖炉を設け、熱を外に逃がさない家造りが主流。家の中は外から隔離されてしまうため、室内を装飾するインテリアと、ガーデニングなどのエクステリアといった概念が登場したということです。

 

西洋のインテリアの概念が日本に浸透したのは、多くの人が住まいを購入できるようになり、日本の住宅が欧米建築を取り入れるようになった時期です。

1950年代の高度成長期あたりですから、意外に最近の出来事だとわかります。

 

西洋では壁や天井の彫刻や重厚な家具など、長いこと貴族のステイタス、いわば贅沢品とされてきたインテリアですが、「産業革命」により大きな変化が生まれます。

それまでは木、大理石が主流だった素材に代わり、鉄とガラスが登場!

これらが大量生産できることでインテリアが工業的なものに変わりました。装飾性より機能性が重視されるようになり、デザインも斬新、かつ奇抜なものも増えていきました。

しかし、産業革命によって、機械生産による粗悪な工業製品も数多く生産されるようになりました。これに異を唱えたのが19世紀末にイギリスで起きた、ウィリアム・モリスを主導者とする「アーツ・アンド・クラフツ運動」。これは、機械化による大量生産を見直し、中世の手仕事に回帰しようとする運動です。

また、フランスでは従来の装飾美術を重視した、「アールデコ」と呼ばれる風潮が席捲し、ドイツでも「バウハウス」が登場。

「バウハウス」は、工芸、写真、デザイン、美術、建築など総合的な教育を行う美術学校。経済情勢、政治的混乱やナチスによる弾圧で1919年から1933年の14年間で閉鎖しましたが、モダンデザインの基礎を作り、今もなお世界中の建築やインテリアデザインなど、さまざまな分野に多大な影響を及ぼしています。

LOUIS VUITTONのロゴにも使われている書体「Futura」なども、バウハウスに影響を受けた代表的なものです。

ルイヴィトン
人に印象づける重要なロゴマーク。ここにもデザインの歴史が息づいています。

歴史の教科書に出てきそうな言葉がたくさん並んでいますが

人々が快適に暮らす空間づくりのために、多くの時間を費やしてきたことがわかります。

そんな歴史に思いをはせながら、インテリア選びをするのも楽しそうですね。

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プロのアドバイスやインテリアショップが強い味方に

インテリア
色味や質感など、見本は小さすぎてわからない・・・そんなときもプロのアドバイスはとても参考になります。

住まいの居心地が変わるインテリア。

「こんな風にしたい!というイメージはあるけど、形にするのは難しい・・・」とお悩みの方も多いのでは?

 

そこで活用したいのが、プロのアドバイス!

住宅業界ではインテリアプランナー、インテリアデザイナー、インテリアコーディネーター、キッチンスペシャリストなど、さまざまな資格を持つプロが活躍しています。

住む人の好みや理想、普段のライフスタイルから現在の住まいでの不便さなど幅広くヒヤリングして、プロならではの提案をしてもらえます。

自分では気づいていなくても、「こういうの好きかも!」と新しく気づく発見も意外に多いものです。

 

また、インテリアショップ巡りも楽しいイベントです。住宅地として人気の福岡県南部エリアには、2021年4月に大型インテリアショップ「東京インテリア」がオープン!

インテリア選びの幅が広がりそうです。

住まいの間取り図や写真を持参することで、店員さんからより具体的なアドバイスを受けることもできますので、ぜひ積極的にお店巡りをしてみましょう。

プロのコーディネーターさんにエスコートしてもらうのもオススメです。その分手数料がかかり、少し贅沢な気もしますが、住まいの仕上がりも満足度もぐっと上がります!

新しい家で幸せ気分を味わうためにも、毎日のビールやスイーツをちょっぴり減らして、ちょっと贅沢してみましょう。

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まとめ

ベッドルーム
一日の終わりと始まりを、大好きな空間で。

暮らしの質を上げるインテリア。最近では「大正ロマン」ブームなどで、さまざまなデザインが登場しています。子ども部屋のカーテンはお子様が自ら選んだり、キッチン家電もデザイン重視で揃えてみたり、せっかくの家なんですから、家族らしく楽しみましょう。福岡南部エリアの不動産に強いハウスマーケットでは、建売住宅から注文住宅、リフォームなどさまざまな家選びが可能です。専属のエージェントがご家族にぴったりの家探しをサポートしますので、お気軽にご相談ください。オンライン見学やVRモデルハウス見学なども受付中です。