マイホームの買い時っていつ?購入費用は貯めてた方が良い?

マイホームを買いたいと漠然と思っていても、いったいいつ買うのが損をしない買い方なのだろうと頭を悩ませる人も少なくありません。 マイホームを検討しているけれど、頭金がなかなか貯まらず、なかなか家が買えないという人も多いようです。 ここでは、マイホームはいつが買い時なのか、頭金は絶対に必要なのか、買う時期を決めるときには何を考えればいいのかについて解説します。


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マイホームはいつが買い時なの?

家は大きな買い物になることから、絶対に買う時期を間違いたくない、買って後悔したくないと考えている人がほとんどです。

では、失敗しないマイホームの買い時はいつなのでしょうか。後悔のないマイホームを購入するために、買い時について解説します。

時代や社会情勢によって異なる

不動産の値段は、時代や社会情勢で左右されることが多いです。そのせいか、マイホームの買い時に頭を悩ませる人も少なくありません。

しかし、社会情勢を見極めてマイホームを購入するといっても、現時点で買い時を判断するのは難しいといえます。

なぜなら、今購入したマイホームの価格が将来上がれば、それは買い時に買えたということになりますし、残念ながら将来下がってしまえば買い時ではなかったと言えてしまうからです。

将来の社会情勢のある程度の予測はできても、ピンポイントで買い時を見極めることは不可能でしょう。世の中の動きに敏感な人でも、ズバリ買い時を当てることは難しいのです。

欲しいと思った時が買い時

先ほど、不動産の価格は、社会情勢によって左右されるものの、買い時を正確に判断するのは難しいことを解説しました。

では、いつ買えばいいの?とさらに悩んでしまう人もいるでしょう。結論をいうと、マイホームの買い時は、「ほしいと思ったとき」です。

マイホームをほしいと思うタイミングは人それぞれですが、多くの人は、賃貸での生活に不便を感じた時にマイホームの検討をはじめます。

また子どもが生まれるなどして、将来の生活を見込むとマイホームを購入したほうが、自由度が増すと考えたときにもマイホームを考え出す時期です。

今は住宅ローンが低金利になっており、比較的自己資金が少なくても購入しやすいといえます。

今マイホームがほしいと思っている人なら、まさしく今が買い時であるといえるでしょう。

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マイホームはお金が貯まってから買ったほうがオトク?

マイホームの購入を検討しだしたときが買い時であると解説しましたが、なかには貯金がない人もいます。

また、ある程度お金が貯まってから家を購入するほうがお得に購入できると考えている人も少なくありません。

購入費用はある程度貯めないといけないのか

まず、マイホームを購入したときにかかる費用は、建物代のほかにも、手続きにかかる費用や入居費用など、諸々の費用がかかります。

家の規模にもよりますが、数千万円という費用がかかるため、多くの人は住宅ローンを組んで月々支払っていくことを選択するのです。

昔はマイホームの2割程度は貯めておいて、頭金として入れてから家を買うのが良いとされていましたが、最近では頭金を準備していなくても住宅ローンを通すことができるのです。

現在、賃貸で生活しながらマイホームを検討していて、頭金を必死で貯めようとしている人も多いですが、頭金を貯めている間も、当然ながら住んでいる賃貸の家賃は払わなければなりません。

たとえば、100万円の頭金を貯めるのに1年かかるとして、家賃10万円の賃貸に住んでいるとしたら、頭金の100万円が貯まるまでに家賃を120万円払うことになります。

頭金なしで住宅ローンを組んでマイホームを購入していれば、家賃で払うはずの120万円が浮き、さらに住宅ローンの残債も1年分減るのです。

このように考えると、貯めている期間はもったいない期間と考えられるでしょう。

必ずしも頭金がいるとは限らない

頭金が払えるのであれば、その分、住宅ローンの月々の返済額を減らせたり、住宅ローンの期間を短くしたりできますが、頭金が絶対に必要というわけではありません。

なぜなら、近年の住宅ローンの金利は、かなり低く設定されており、ローン期間が長くなったからといって、多額の金利を払うことがないからです。

先ほども紹介したように、頭金なしでも住宅ローンが通る時代ですので、無理に頭金を貯める必要はありません。

また、頭金を用意できる人もマイホームの頭金に全額入れなくても、その頭金を今後の教育資金や車の購入費に回したほうが得になる場合があります。

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マイホームを買う時期を考える際のポイント

ほしいと思った時が買い時とはいえ、マイホームを買う時期を考える際に押さえておきたいポイントが2点あります。

マイホームを検討しだしたら、以下のポイントも考慮しながら購入時期を決めてください。

住宅ローンの完済時期から逆算して決める

長期間続く住宅ローンが不安で、マイホームの購入に踏み出せないという人も多いです。そんなときは、住宅ローンの完済時期から逆算して考えてみましょう。

多くの企業の場合で定年退職が60歳とされていて、定年後もなんらかの形で働く人が多いです。

しかし、定年前と同じように収入がある人は少ないといえます。そのため、定年退職するまでに住宅ローンを完済する計算でローンを組めば、住宅ローンに対する不安が少なくなるでしょう。

定年退職までにローンを完済させることを考えると、多くの人は20代後半から30代前半でマイホームを購入することになります。もちろん、マイホームは何歳でも購入できますが、住宅ローンの支払期間が短ければ短いほど、月々の支払額も増えていきます。

そう考えると、できるだけ早い段階でマイホームの購入に踏み出すのが良いと考えられるのです。

それこそ、先ほども紹介したように、十分な貯金ができるのを待つよりも、思い立ったときに購入するのがもっとも良い方法だといえます。

住宅ローンの返済期間や月々の返済できる金額を計算し、無理なく支払いができるように資金計画を綿密におこないましょう。

ライフスタイルの変化で考える

ライフスタイルの変化に合わせてマイホームを購入するのも、一般的には良い時期といえます。たとえば、結婚を機にマイホームを購入する、または子どもが誕生したのを機にマイホームを購入するなどです。

子どもがいる家庭であれば、住む場所で学校の校区が決まるので、小学校へ上がるタイミングでマイホームを購入するのも良い時期であるといえます。

人それぞれ、ライフスタイルや将来の過ごし方の理想は異なります。そのため、マイホームの購入には、気軽に相談でき、なおかつ的確な第三者目線のアドバイスが必要不可欠です。

マイホームの購入を検討しているなら、ハウスマーケットにご相談ください。ハウスマーケットでは、ハウスエージェント制を導入しており、お客さまに対してエージェントが専属で就くことで、一人ひとりに合ったご提案が可能です。

どのような家を理想としているのか、将来どのように暮らしたいのか、現状はどのように考えているのか、細かくヒアリングしたうえで最適な物件探しをお手伝いします。

悩みがちな資金計画に関しても、経験豊富なプロが無理のなく幸せに暮らしていけるよう、将来設計も含めてアドバイスします。提携している銀行も豊富なので、常駐しているローンアドバイザーから最適なご提案が可能です。

マイホームに関する不安や悩みを解消しながら、後悔のない家探しを二人三脚でおこうことをお約束します。小さなことでも構いません、何なりとご相談ください。

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まとめ

社会情勢が不安定な今だからこそ、マイホームの購入時期に関しての悩みは絶えません。しかし、住宅ローンが低金利で頭金なしでも家が購入できる今だからこそマイホームを購入するチャンスなのです。

ぜひ、ハウスマーケットと一緒に理想のマイホームを手に入れましょう。