狭い家は思っているよりも快適!狭い家に住むメリット

せっかく家を購入するなら広い家に住みたいという人が多いですが、狭い家にもメリットはたくさんあるのです。 実際に、あえて狭い家を選んだ人もいますし、予算の都合から狭い家を購入しなければならなくなった人も、快適に暮らしています。ここでは、狭い家で暮らすメリットや快適に過ごすコツまでをまとめました。


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狭い家のメリット

狭い家は住みにくいと思い込んでいる人もいますが、実は、たくさんのメリットがあります。
どんなメリットがあるのか、3つの項目から見ていきましょう。

家族との距離が近い

狭い家に住むと、家族の気配を感じ取りやすくなるメリットがあります。自然とみんながリビングに集まって会話が弾んだり、家事をしながらでも子どもの様子を見たりすることができます。

家族が何をしているか見えるので安心して暮らせますし、家族の温かみを身近に感じられるでしょう。

違う部屋にいても足音や気配を感じるので、「家族と一緒に暮らしている」と強く実感が持てます。

掃除に時間がかからない

掃除をする面積が少ない分、手間もかかりません。掃除機も短時間でかけ終わるので、空いた時間で拭き掃除をしたり、細かい部分の掃除をしたりもできます。

隅々まで目が行き届き、いつでもキレイで清潔な空間を維持することが可能です。さらに、狭い家では、自然と家具や物の数も減るので、ホコリが溜まりにくいメリットもあります。

光熱費を節約できる

狭い家だと冷暖房の効率が良いので、電気代の節約になります。シーリングファンやサーキュレーターを利用すれば、1台のエアコンだけつけてほかの部屋の空調も快適にすることが可能です。

リビングに家族全員で集まれば、ひとつのエアコンだけで済ませられるので、光熱費がかなり安く収まります。

夏場や冬場は光熱費がかさみがちですが、無理に節約しなくても自然と安くなるでしょう。

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狭い家のデメリット

メリットがある反面、デメリットも少なからずあります。良いところだけでなく欠点も知って、家を購入する際の判断材料にしてください。

収納スペースが限られてくる

家が狭ければ狭い分、収納スペースも限られてしまいます。たとえば、3畳ほどのウォークインクローゼットを2部屋に欲しいと思っていても、1.5畳が1部屋にしかついていないということもあり得るのです。

人によって持ち物の量は違いますが、多くの物をストックしておきたい人や、持ち物が多く収納がないと困る人には、狭い家は向いていないかもしれません。

自分の持ち物を厳選して少なくして、ストックをせずなくなったら買いに行くというスタンスに切り替えないといけないでしょう。

収納スペースが少ないのに物を増やしてしまうと、部屋の中がゴチャゴチャしてしまい、掃除もしにくくなります。狭い家のメリットとして掃除の手間がかからないことを挙げましたが、散らかっていては掃除も手間取って、きれいな空間を持続しにくいです。

メリットを活かすためには、工夫して暮らすことが大切になってくるでしょう。

人数に制限が出てしまう

狭い家では、その分住める人数が限られてきます。子どもが増えたり、将来両親と一緒に住んだりして、人数が増える予定がある人にはおすすめしにくいです。

また、子どもが小さい間は広く感じていたとしても、成長するにつれて体が大きくなり、持ち物も増えることから、空間が圧迫されてしまうこともあります。

家族だけでなく、来客人数も制限されるでしょう。普段はあまり来客がない家でも、ライフスタイルの変化から、家に訪れる人が増えたときに困ることもあるようです。

遠方に住む友達や両親、親戚が遊びに来ても、泊められるスペースがない場合は、近くのホテルを取ってもらうなど工夫しなければならないことも出てきます。

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狭い家でも快適に過ごすためのコツ

狭い家に住むデメリットについてもご紹介しましたが、少しの工夫で快適に暮らせるのです。ここからは、狭い家でも不自由なく過ごせるコツをふたつご紹介します。

家具の配置を工夫する

狭い家をできるだけ広く使うために、家具の配置はとても重要なポイントとなります。家具はできるだけ部屋の端に寄せて、中央に広い空間ができるように配置しましょう。

また、家具を選ぶときも、できることなら視界の遮りが少ないロータイプの家具や、コンパクトサイズの家具にすれば、部屋の中の圧迫感も少なくなります。

収納量が原因で、背が高い家具を置きたいときは、オープンタイプの棚を置くと抜け感が出て開放的な空間になりやすいです。

そして、空間には仕切りをつくらないようにしましょう。背の高い家具をできるだけ置かないということにもつながりますが、部屋を区切ってしまうと閉鎖感が出てしまいます。

部屋の手前にはロータイプの家具を置いて、背が高めの家具は奥に置くようにしてみてください。広い範囲の床が見えるようにすると、部屋を広く見せることができます。

さらに細かいポイントを紹介すると、インテリアの色使いでもかなり印象が変わります。たとえば、暗めの家具を多く取り入れてしまうと、空間が重たい印象になって圧迫感が出てしまう原因となるのです。

しかし、カーテンや家具にホワイトやアイボリーなど、明るい色を多く取り入れることで、広い空間を演出できます。

持ち物を厳選する

デメリットのところでもご紹介したように、狭い家では収納スペースが限られています。物の量を常に意識して生活をすれば、快適に暮らせます。

必要な物の量は、家族の人数によっても変わります。しかし、その中でも「本当に必要なもの」だけを意識して残すようにすれば、生活空間を圧迫することなく快適に暮らせるのです。

物を増やさないことを意識すると、自然と節約にもつながりますし、物を大切に使えるようになります。

家の中に物があふれないようにするためには、しばらく使っていないものは、とりあえず取っておくのではなく捨ててしまう潔さも必要です。

たとえば、新しい服を買ったら古い服は捨てる、捨てられる服がないなら新しい服は買わないなど、家族でルールをつくっておくのも良い方法といえます。

このように工夫次第で、狭い家でも楽しく快適に暮らせるので、狭い家も視野に入れて検討してみましょう。

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まとめ

家族の人数やライフスタイルによって、広い家ばかりが良いとも限りません。たくさんのメリットを紹介したように、最近では狭い家も注目されていて、実際に快適に暮らしている人も多いです。

メリットとデメリットの双方を見て、自分たちは狭い家でも快適に暮らせると確信した人も多いのではないでしょうか。広い家にばかり注目するのではなく、狭い家も検討してみてください。